ストレスと上手につきあえる本のご紹介~セルフケアの道具箱~

モノと心の片づけで毎日を軽やかに。
滋賀メンタルオーガナイザーの金子利佳です。

今日の記事では、
ストレスと上手くつきあう方法
とてもわかりやすく書かれている実践本
「セルフケアの道具箱」について
片づけのプロの目線も加えてご紹介します。

先日の月イチ勉強会でのこと。
片づけとは縁がないように思える「認知行動療法」について
学びを深めることが出来ました。

目次

ストレスと上手く付き合えるセルフケアって!?

セルフケアと聞いて
「自分で癒す・手当することかな?」と
想像は出来ても実際は何をするのか、
よく理解していませんでした。

私を含め
ストレスを感じない人は居ないはずで
生きていれば辛くなる時期があったり
思わぬ災難に遭うこともあります。

そんな時、気軽にカウンセラーを
訪れるほど
カウンセリングは
メジャーになっていないし
経済的な負担も大きいのが現実問題。

カウンセラー歴30年である
著者の伊藤絵美さんは
このようなジレンマを解決するために
このワークブックを
書かれたとのこと。

”本書に最初から最後まで取り組んでもらえれば
専門的な心理学やカウンセリングの知識とスキルが
一通り身につけられるように構成してあります”
本文より抜粋『セルフケアの道具箱 p10より』


なんと!カウンセラーを訪ねなくても
じっくり取り組めば同じ効果がでるなんて。

これはコスパ・タイパが
最高ですね!!(言い方…)

自分でできる自分の為のカウンセリング

表紙が可愛くて簡単そうに書かれているけれど
中身は効果が実証されている100のワークが載っています。

こうして私は、
〇セルフケアをもっと上手くなりたい
〇年末までワークを続ける
〇専門知識とスキルを深める

と目標を定めてワークに取り組むことにしました。

第1章からでもいいし、
あるいは飛ばしても構わないとのことなので、
一通り読んだ後、私は第3章の
ストレッサー(ストレスの種)に気づいて
書き出すことから始めました。

ただ、何をストレスに感じるのかを
書き出すだけ。

書き出すのは小さいほど良いそうで
このプチストレスに
気づくこと・目を向けることに意味があると書かれています。


〇ヤバすぎるストレッサーからは全力で逃げる
〇物理的なストレッサー(について書き出す)
〇家庭や家族や家事や育児や介護に
関するストレッサー(以下同文)
〇仕事や学業に関するストレッサー
〇人間関係に関するストレッサー
〇お金や生活面でのストレッサー
〇自分の心身について、あるいは
心身の健康についてのストレッサー
〇フラッシュバックや欲求を
引き起こすきっかけは何がある?
(第3章の目次より)

一つ一つのワークに
時間をかけて取り組むようになっています。
ストレスにもいろいろな種類があるのですね。

すると、私自身のストレッサーには
偏りがあることにも気づきました。

夕食後の片づけが特に嫌だ。
朝食とお弁当の準備で夜の家事が終わらない。
肩が凝っている。
骨折後の足が痛む。
母の病院のことが気がかり。
猫の粗相の後始末が嫌だ。


そうかー。
こういうことが私の今のストレスなんだ。
と目を向けてみる。(まだまだ出てきそう・・・)

書き出すことにとても意味があるのは
数々の講座でも学んできましたが
ここでも同様でした。

それは「外在化」といって
書き出すことにより
自分の中にある考えや感情と
一定の距離が生まれる効果があるのだとか。

ワークは次々に用意されていますので
これは良いな~!と思います。

空き時間を作って
「じぶんカウンセリング」するのって
自分を大切にすることにつながるし

自分と向き合うことが好きな私
(変かもしれないけどまあ、いいや)
にとって、これは良い本に出会えたな、と
嬉しくなりました。

教えて下さった先輩オーガナイザーの
吉村あき子さんに感謝したいと思います。

片づけのプロがやってはいけないこと

そもそも、この本との出会いは
勉強会のテーマで
セルフケアの一つである
『認知行動療法』についてみんなで
シェアすることになったのがきっかけでした。

テキストの数ページを読んでも
『うーーーん』と固まってしまった私。

『認知行動療法の初心者向けの本から読んでみたい』
と呟いたら、吉村さんが教えて下さったのでした。

認知行動療法はカウンセラーと
クライアント(依頼者)の関係性で成り立つものなので

私たちライフオーガナイザーがお客さまのサポートに活かそうとするのはNG。

ですが、私たちはお客様の悩みを
お聞きする機会が少なくありません。

だからこそ、自分たちと他の専門職との
仕事の境界線を理解したうえで
お客様に寄り添った
サポートは必須ということで

セルフケアは私たちが自身のために
取り入れて、知識としてインプットしておくのが
望ましいと確認し合いました。

勉強会では共に考える仲間や
リードしてくださる先輩のお陰で
いつも楽しみながら学べているので、この環境にとても感謝しています。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
この本の情報があなたにとって参考になれば、さらに嬉しいです。

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