片づくトリセツで収納計画!滋賀県ライフオーガナイザー🄬金子利佳です。
この連載では2015年に建ったわが家の新築エピソードをもとに
家づくりや収納について片づけのプロの視点を加えて書いています。
今日の記事では
お客様の質問をヒントに【リビングを片づけるポイント】についてご紹介します。
ついリビングに溜まる、家族のモノ
新築当初は家具やモノも少ないので
建物の美しさが際立ちます。
モデルルームにおいても
インテリアのプロが演出される空間に
うっとりするのですが
リアルな暮らしはそうもいきません。
住んでみて段々モノが増え、
家族が何でもリビングに持ち込み
『最初のスタイリッシュだった空間は
どこいったーーー⁈』っと
お嘆きの方も多いはず。
特に出産で家族が増えると
子育てや家事に加え仕事も…となると、
片づけまで手が回りません。
私のところに寄せられるご相談にも
『子供たちがリビングで着替えるので困っています』
というお悩みが少なくありません。
先日も講座の後に『自室で身支度してくれない』とご相談がありました。
ヘアアイロンや鏡・化粧品なども増えて、リビングはカオス状態のようです。
こんな時の見直しポイントを以下にまとめてみました。
片づくリビングにする為の3つのポイント
①先ずは原因をリサーチ
何でもかんでもリビングにモノが集まるのはなぜでしょう?
・自室に行くのが面倒?
(なぜ面倒なのかも本人からきいてみる)
・自室や洗面室に行かない・行けない理由は?
(寒い・暑い、暗いから怖い、いつもギリギリで時間が足りない等)
・洗濯後の衣類がリビングに溜まっていないか?
家族の行動のクセを含めて
よく観察してみましょう。
また、ご自身やパートナーのモノを管理する場所がないパターンもあります。
皆さんのバッグ、多くはリビングに置いておられるのではないでしょうか?
②洗濯動線を見直す
乾いた洗濯モノがいつの間にかリビングの一角で積みあがってる…なんてこと思い当たりませんか?
そうなると自分の部屋で着替えるより
リビングで着替えるほうが楽、というのも頷けます。
パジャマも家族の分がリビングに集まると、大変なボリュームに。
③自室に行きたくなる仕掛けを作る
子どもたちは成長につれて
自分の部屋を欲しがることが多いですが、
その時の気持ちを思い出してもらう作戦はどうでしょう?
自分だけのお気に入り空間があれば
行動を変えられるかもしれません。
あるお客様の事例では、
子ども部屋と奥さまのクローゼットを
使いやすい仕組みに片づけをしたら
リビングで着替えをしなくなり、
奥さまに至っては服を選ぶ楽しみが増えた♪なんて変化もありました。
もしも自室が取りあえずの物置き部屋になっているとしたら、
そこを居心地よくすることでリビングへの持ち込みをブロックできるかもしれません。
これぞ、人を変えずに仕組みを変える極意✨✨
新築・リフォーム時に片づく仕組みを作る
リビングで何をしてどう過ごしたいか?
片づけが楽になる収納を
建てる前から以下のことについて検討しておくとベストだと考えています。
・夫婦の働き方
・家族構成
・家族の行動の癖(つい、出しっぱなし等)
・リビングでの過ごし方
・家事動線
今は本当に多様性の時代ですから
皆さんの生き方・暮らし方に
カスタマイズしてお家を建てられるといいですね。
参考になれば幸いです。
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