慢性的に片づけられない方をサポートする学び

片づくトリセツであなたの人生を応援する
滋賀県ライフオーガナイザー🄬金子利佳です。


オンライン片づけコンサル、7月は残1枠受付中です。
ご希望の方はこちらまで


今月、専門分野の勉強を始めました。
それは発達障がいなど様々な個性により
慢性的に片づけられない(以下CDと表記)状態の方のサポートをするための学びです。


目次

慢性的に片づけられない(=CD)状態とは?

私の所属する日本ライフオーガナイザー協会
(以下、協会と表記)には国内で唯一、
CD状態のお客様へのサポートを体系的に学ぶことが出来る専門カリキュラムがあります。
詳細は協会ホームページをご覧ください


以下㏋より抜粋
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サーティファイド ライフオーガナイザー(CLO)資格認定プログラムは、 ADHD(注意欠如・多動症)・自閉症スペクトラム・ホーディングと呼ばれる溜め込み癖・脳の機能障がい等を一因として、慢性的に片づけられず日常生活に支障をきたしている状態(Chronic Disorganization=CD状態)の方のサポートに必要となる専門的な知識と技術を継続的に学ぶプログラムです。
〈中略〉
本プログラムは上記の人材を育成するために一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会とアメリカの研究団体 ICD(Institute for Challenging Disorganization:慢性的に片づけられない状態に挑戦する研究機関)が2011年に提携し、スタートしました。

(※ADD、ADHDを持つ人全てが片付けられないというわけではありません。)
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CD状態には大きな3つの特徴があります
・片づけられない状態が長期化していること
・日常生活に支障がでていること
・自分で努力しても解決できないこと

と、このようにICDでは定義しています。

この様な状態の人は、周囲に理解がない場合
「なんでこれが出来ない?」と叱られたり、
責められてつらい思いをすることになります。



ご縁のあったお客さま(A様)から伺った時に、とても悲しくなりました。
また、A様には今まで出会ったお客さまとは異なる特徴があり、どんな提案をするべきか悩むこともありました。



例えば私の訪問時、一緒なら出来ていた
要・不要の分別が
普段の生活では出来ません。
(できます、と仰るのですが…)


また、片づけようにも細かい要望が多くて
中々作業が進みづらい場面もありました。



協会で発行しているリーフレット、
「知ってください!!慢性的に片づけられない状態のこと」に書かれている特徴をご紹介します。



注意散漫、よく話す、時間に気づかない
一人で作業するのが苦手
手段にこだわりゴールを見失うことがある







アメリカではCD状態の人が
家庭や職場で孤立しない為に
ライフオーガナイザーがサポートすることが
社会的に認知されていると知って以来、
ずっと興味関心がありました。



そして重度の方には医師やセラピストなどの専門家と共に
チームで支援する体制がある、と聞いた時に
自分もその知識とスキルがあれば
お客さまの生活の質向上にもっと役に立てると思いました。


CDタイプクライアントのサポートで
メディアでも活躍中!
アメリカのオーガナイザー
 ドロシーさんにいただいた名刺

「私はもしかしてCD状態?」と思われたら・・・

ここで、先ほど紹介した協会発行の
リーフレットにある、チェックリストをご紹介します。

身近にこんな方いませんか?
□持っていないモノや紙類を大量に持っている
□モノを手放すのがつらい
□色んなことに興味があり、やりかけの事やまだ終わっていないことがたくさんある
□見える場所に置いていないモノは忘れてしまう
□気が散ったり、集中が途切れやすい、
あるいは一つの事に集中しすぎて他の事に気が回らなくなることがある
□時間の感覚がずれて生活リズムが崩れやすい
□一度に複数のタスクをこなそうとすると混乱してしまう
□わかっているが取り掛かりが遅い
□お金の管理が苦手。支払いの遅延や失念がある
□近所から匂いや害虫などの苦情が来る
□視力・記憶力・体力の低下によって今まで出来ていたことが難しくなっている



いかがでしたか?
私も当てはまることがありますが
ライフオーガナイザーになってからは、改善できたことも増えました。


サーティファイド・ライフオーガナイザーを頼って下さい

今後は共感だけでなく、
学んだことを少しづつでも現場に活かしていきたいと思います。



例えば、遅刻魔だった私が頑張った仕組み作り
(15分の保険を持てるように工夫したこと、他)



また、着ない服を捨てられないと悩む方に、
手放すハードルを下げる為に服の交換会を案内したり
今の私で出来ることを提案したい。



そして、協会にはすでに専門知識やCDタイプのお客様の現場を
多数経験しているオーガナイザーがいます。



今後、私で対応が難しいご相談があった場合には
ご紹介することがスムーズに出来そうですので
サービスを依頼する手前の相談にも応じたいと思います。



サポートだけではなく、
慢性的に片づけられないことへの偏見や差別をなくす為に、
セミナーや啓蒙活動にも注力したいと思います。



引き続きblogやLINE公式アカウントの配信でも
学びのアウトプットをしていきますね。



自分はCDタイプかな?家族はもしかしてCD状態かもしれない…
等々興味関心のある方は、どうぞお気軽にお問い合わせフォームにて
メッセージをくだされば出来る限りの情報提供を致します。
(空欄に「CD 状態について問い合わせたい」旨お書きください)




CD状態は一人では問題を抱えきれないと思います。
大きくて重い問題も、
オーガナイザーと一緒に取り組んでみませんか?
出来ることを見える化し、あなたのトリセツを作ること、
それを維持するお手伝いをいたします。



最後までお読みいただきありがとうございました。

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