滋賀全域・京都で活動中。ADHDスペシャリスト・
メンタルオーガナイザーの金子利佳です。
片づけに手が回らない女性に
暮らしが楽になる仕組みをご提案しています。
注意散漫、時間管理が苦手な方の脳特性にも対応しております。
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突然ですが、私は介護老人保健施設の
支援相談員という職に就きました。
週2なので片づけの仕事もやりつつの、
ダブルワーク。
ここ数年勉強しているCLO分野においても
シニアサポートに興味が高まっていて
親の介護×片づけ問題はもはや自分事。
支援相談員の仕事では
シニア世代とその家族が抱える問題について
ライフオーガナイザーの視点を加えながら
向き合いたいと思っています。
今日は親の介護を避ける片づけ
というテーマを前回の記事より
さらに掘り下げてみたいと思います。
片づけはリスク回避になる
私たち片づけのプロが実家の片づけを
おススメしたい理由は
シニア世代の安全の為だけでなく、
子世代の安心の為でもあります。
お恥ずかしい話ですがそんな私も、
昨年実母が自宅で転倒するまでは
『まだ大丈夫』と思っていました。
ある日突然事故は起こり、
母と私たち家族の暮らしが大きく変化しました。
高齢者が介護を必要とする状態になる理由の上位に転倒があがっています。
転倒後、母は入院しその後転院、
今は滋賀の私の家で暮らしています。
自宅には戻れていません。(現在要介護2)
世の中には入院した後自宅に戻れず、
そのまま施設に入所する方も少なくありません。
長年住み慣れた家で、晩酌を楽しんでいた日常や
当たり前の暮らし、
地域で交流していた楽しみなどが
突然奪われ、自分の意志で決められない環境に置かれてしまうのです。
これって、人生の大ピンチですよね!
(家族の介護力によって本人の意思通りにならないケースも多い)
転倒リスクを避けるには
片づいた状態をキープしておくのが大切です。
『気を付ける』って意識してるだけではダメ!
転倒しない環境を作っておかねばなりません。
親も私たち子ども世代も平穏で安心した暮らしに
片づけは大いに貢献すると実感しています。

親の片づけサポートで気をつけること
母の場合、ヘルパーさんの訪問日を待てずに
自分で出来ると思ってやった行為が
とんでもない痛みになってしまいましたが、
避けられたはずと思わずにはいられません。
母は片づけが得意な家事大好き主婦。
ヘルパーさんに手伝ってもらいながら出来ていると疑いませんでした。
そこで!わが家の事例を踏まえ、
どうすれば避けられたかを考えてみたいと思います。
まず私たち子どもに出来ることは、
親がサポートを頼みやすいコミュニケーション作りだと考えます。

『子どもは忙しいから世話になってはいけない』
『自分で出来ることは自分で』という価値観は
親世代にとって固~い信念なのかもしれません。
そう!確かに私たちは忙しいから
『いつでも何でも言ってきて』と言えないこともあります。
でも要介護状態になられると、もっと忙しくなるから
そこが難しい(!)
いかに転倒や事故を避けるか?と注意したいものです。
また、『歳なんだから、私たちに任せて!』
と言っても『まだ、やれるわ』と
余計に頼みたくなくなる状況を作ってしまうかもしれません。
そんな反省も踏まえて、最近は伝え方に気をつけています。
『出来ることはわかってるねん。
でも今は無理せんといて。私が安心したいからやらせて欲しい』
『またこけたら、もっと痛いしもっと動けなくなるんよ』
と口うるさいムスメ。
母はいつも苦笑いして聞いています。
これが良い言葉がけなのかわからないけれど。
あぁ難しい・・・・。
ヘルパーさん(介護保険)の業務外
母は担当ヘルパーさんのことを
『ずっと来てもらいたい。ええ子やねん』と褒めちぎっています。
主に家事サポートで、1階と2階のモノを移動させたり、
日常の片づけ、手が回らない水回りの掃除等で1時間はあっという間に過ぎていたようです。
ですが転倒リスクを避けた片づく仕組み作りとなると、
日常業務内では時間が足らないし
介護保険の対象にはならないのですね。
よく考えると、片づけに細かいルールのある母にとって
もっとこうしたい、ああしたいと思っていたことでしょう。
『気になっていることは無い?して欲しいことある?』と
聞いておけば良かったと思います。
そして高い場所にモノを置かないルールを
徹底していなかったことは痛恨のミスでしたー!
トホホ。

母によく頼まれたのは、
病院の付き添いや木の剪定(→夫担当)などでした。
自分では母の為に色々やっていると思っていたし
母も自分の家事力に自信があったので
わざわざ子どもたちに来てもらうことはないと思っていました。
こんな金子家リアルを書いているのは
どなたかの親御さんの介護問題を
少しでも軽減できるヒントになればというの
ライフオーガナイザーとして
介護を避ける仕組みを探求したいというマニアックなこだわりから書き留めています…(笑)
まだしばらくは迷ったりトライアンドエラーが続きそうです。でもこれだけは言いたい!
シニアの方は一人で頑張ってはいけない。
(介護も一人で頑張らない!)
介護を避ける片づけの探求は
まだ始まったばかり。
これからも気づいたこと・学んだことを声を大にして発信したいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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金子 利佳 (カネコ リカ/Rika Kaneko)
総合病院で社会福祉士として
患者や家族に寄り添い培った経験を活かすサービスは、
自分を肯定できずに長年悩みを抱える方の
サポーターとして定評がある。
片づけ大賞2019準グランプリ受賞。
教育や生涯学習において
片づけの必要性を感じて始めた
【親子相談会】や【シニア講座】の
ボランティアは2019年から継続中。
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